LEDへ交換するメリットと注意事項について解説

LEDとは?

LED(Light Emitting Diode)は、発光ダイオードの略称で、最近ますます広く使われている照明技術です。LEDは、電気エネルギーから光エネルギーへの変換効率が高く、高効率な照明技術として非常に人気です。

LEDの推進と蛍光灯の廃止

2030年までにすべての照明器具をLEDや有機ELにするという国の目標も影響し、2017年ごろから各メーカーが自主的に蛍光灯器具の生産を終了しています。

LED導入のメリット

LEDは、従来の白熱電球や蛍光灯に比べて、長寿命、省エネなどの恩恵があります。また、LEDは軽量であり、多様な形状や色に対応することができるため、多様な照明アプリケーションに適用することができます。LEDによるおしゃれな空間を演出することも社員のモチベーションアップに繋がるかもしれません。

LEDの効率は以下の図から、読み取ることができます。

・イニシャルコスト
白熱球:100円 
蛍光ランプ:800円 
LED電球:2,000円

・投資回収時間
白熱球とLEDの場合:820時間程度
蛍光ランプとLEDの場合:6,000時間程度

出典:経済産業省 https://www.meti.go.jp/committee/summary/0004296/pdf/001_05_00.pdf

LEDのパフォーマンスが優れていることが分かると思います。

また、イニシャルコストも流通量の増加に伴い、徐々に安くなっております。

さらに、LEDは長寿命のため交換に掛かる費用も抑えることが出来るので、良いこと尽くしですね。

出典:経済産業省 https://www.meti.go.jp/committee/summary/0004296/pdf/001_05_00.pdf

LEDへの交換工事について

照明を蛍光灯からLEDに変える場合、シーリングライトと電球タイプは自分で交換可能です。しかし、直管型蛍光灯は自分では交換が難しいです。なぜなら、直管型蛍光灯はLEDに適した配線に変更するバイパス工事が必要だからです。

安定器を外さずに取り換え可能な直管LEDもありますが、弊社では工事をオススメしております。
理由は以下の通りです。
・安定器にも電気が流れるため、省エネ効果が下がってしまいます。
・安定器も寿命があるので、寿命を迎えることで、LEDが不点灯になってしまいます。

出典:経済産業省 https://www.meti.go.jp/committee/summary/0004296/pdf/001_05_00.pdf

LED交換が対象となる補助金

比較的申請が簡単な補助金を例に挙げると経済産業省の補助金「令和4年度補正予算 省エネルギー投資促進支援事業」の指定設備導入事業で調光制御設備が対象になっています。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「令和4年度第2次補正予算 省エネ支援策パッケージ」

まとめ

現在、LED技術はますます進化しています。新たなLEDのタイプや改良された技術の開発によって、より良い照明環境を提供することができます。

LED交換工事に関しても、ぜひ弊社にご相談ください。
現地調査から見積作成まで無料で対応させていただきます

お問い合わせはこちらから