電子ブレーカーの導入


電子ブレーカーの導入

電子ブレーカーを導入するメリットはシンプルに電気料金が安くなることです。

電子ブレーカーによる電気代削減の仕組みについて

多くの事業所は負荷設備契約にて電力会社と契約をしているのですが、電子ブレーカーは主開閉器契約の仕組みを上手く活用して電気料金の削減を実現したものです。
電子ブレーカーを導入により、最大の節約効果を実現することができます。

負荷設備契約と主開閉器契約について
負荷設備契約

負荷設備契約とは、事業所内の電気設備を同時に使用した場合に、必要な電力量を基に契約電力を設定する契約形態です。
例えば、ある事業所には使用されないエレベーターがあるとします。この場合、エレベーターの契約電力分は電気の基本料金として支払われる必要があります。

主開閉器契約

主開閉器契約は、事業所内の電気設備を使用する際にその時に必要な電力量を基に契約電力を設定する契約形態です。
例えば、先ほどのエレベーターを持つ事業所の場合、エレベーターが全く使用されないため、このエレベーターによる電力消費はゼロであり、主開閉器契約では不要な契約電力分である基本料金は0円となります。

コストシュミレーション

電子ブレーカーの相場価格は約50万円になります。

例えば、25kW(基本料金:1,343円(税込)北海道電力低圧メニュー)の場合
25kW × 1,343円 = 33,575円/月
年間基本料金が ①_402,900円/年 になります。

次に電子ブレーカーを採用し、15kWまで契約電力が下がったケースの場合
15kW × 1,343円 = 20,145円/月
年間基本料金が ②_241,740円/年 になります。

従来ブレーカー①_402,900円/年ー電子ブレーカー採用②_241,740円/年 = 161,160円/年

この場合は、約3年で投資回収が完了します。

リースを活用することで、安定的なキャッシュフローでのコスト削減が可能になります。

ご契約までの流れ

まずは現地調査により、電子ブレーカーが有効な施設か確認します。
当社では、電子ブレーカーによる投資回収が実現しない施設の場合は設置をオススメしません。
(以下、適合する場合のみ)

①電子ブレーカー設置のための条件確認
(事前に電流負荷測定を実施することがあります)
②見積と投資回収のイメージを提示
(リースの場合は当社からリース会社をご紹介することも可能です)
③工事に関する打ち合わせを実施
④現供給電力会社への申請業務(契約の変更)
⑤工事完了・竣工検査・引き渡し

※当社では【②見積提出】までは無償で対応しております。北海道での電子ブレーカー設置に関するご相談は、当社までお気軽にお問い合わせください。