施工事例:札幌市の学生寮にエアコン31台を新設(ズバ暖霧ヶ峰・集中管理)

施工事例
学生寮にエアコン31台を新設|札幌市の学校法人様

札幌市内の3階建て学生寮へ、三菱電機の寒冷地向けルームエアコン「ズバ暖霧ヶ峰」KXVシリーズを計31台新設。現地確認から高所作業、集中管理システムの構築まで一体で対応した事例です。

ズバ暖霧ヶ峰 KXVシリーズ 計31台 学生寮 札幌市 集中管理 高所作業

工事概要

Customer
学校法人様
Area
北海道札幌市
Facility
3階建て学生寮
Work
エアコン新設・集中管理
Equipment
ズバ暖霧ヶ峰 KXV
Quantity
壁掛形 計31台
Management
集中管理システム
Completed
2026年9月
学生寮の外壁に設置された複数台の室外機
施工後の外観。外壁側に室外機と配管をまとめて設置しました
Background

ご相談の背景と、既存建物ならではの課題

対象の居室にはエアコンがなく、ベッドや机、窓、カーテンレール、既存設備が配置されていました。後付け工事では、室内機が家具の利用や動線を妨げないことに加え、壁の貫通位置、冷媒・ドレン配管、電源・通信配線のルートを一体で考える必要があります。

また、31台を各室のリモコンだけで運用すると、管理側が全体の状態をまとめて確認しにくくなります。そこで、個別空調と集中管理を組み合わせることを前提に、機器構成と配線計画を整理しました。

多数台の後付けでは、電源条件も事前確認が必要です

既存施設へ複数台を新設する場合は、受電設備、幹線、分電盤、専用回路などの確認が欠かせません。本件でも設置場所だけでなく、電源と集中管理の接続条件を含めて施工範囲を整理しました。必要な電気工事は建物ごとに異なるため、現地調査後に判断します。

Construction Flow

施工計画と工事の流れ

1

居室ごとに設置位置と配管ルートを確認

図面だけで一律に決めず、各室の壁面、家具、窓まわり、既存設備を確認しました。室内機の据付位置から外壁側の室外機まで、壁貫通、冷媒配管、ドレン排水、配線を無理なく納められるルートを検討しています。

エアコン設置前の学生寮居室と空いている壁面
施工前の居室例。家具や窓との位置関係を確認し、設置場所を検討しました
2

能力の異なるKXVシリーズを搬入・仕分け

対象室の条件に合わせたKXVシリーズを計31台搬入しました。まとまった台数の工事では、室内機・室外機と関連部材を施工場所ごとに整理し、取り違えや手戻りを防ぐことが重要です。

学生寮の玄関前に搬入された複数台のエアコン機器
搬入した室内機・室外機。複数の能力帯を、施工場所に合わせて管理しました
3

外壁ブラケットと高所作業車を用いて室外機を設置

室外機は外壁ブラケットに設置し、配管カバーと支持部材を含めて納めました。上階の外壁作業には高所作業車を使用し、作業範囲を確認しながら取り付けと配管・配線を進めています。

高所作業車を使用して外壁側のエアコン工事を行う様子
高所作業車を使用した外壁側の施工。室外機の支持と配管ルートを整えました
4

室内機を取り付け、居室ごとに接続確認

室内機は、家具の利用や日常の動線を妨げにくい壁面上部へ設置しました。配管カバーを用いて室内側を納め、各機器の接続状態と運転を確認しています。

学生寮の居室に設置された三菱電機製の壁掛形室内機と、その下のインターフェース
施工後の居室例。壁面上部に室内機を設置し、下部に配線とインターフェースを納めました
5

31台を集中管理側へ接続し、表示と操作を確認

各エアコンにMAC-333IFを設け、PAC-SF50AT2を中心とする集中管理側へ接続しました。個別リモコンに加えて、管理側でも各グループの状態や温度表示を確認し、運転・停止などを操作できる構成です。

室内機の近くに設置された集中管理用インターフェースMAC-333IF
各エアコンと集中管理側をつなぐMAC-333IF
各グループの運転状態と温度を表示するシステムコントローラーPAC-SF50AT2
PAC-SF50AT2で各グループの表示と接続状態を確認
Outcome

工事後に整えた空調・管理環境

本工事では、居室を中心とする個別空調と、多数台をまとめて扱う集中管理を一つの設備構成として整えました。数値的な省エネ効果や室温改善値を示すものではありませんが、今回の施工記録から確認できる成果は次のとおりです。

  • 学生寮へ壁掛形エアコンを計31台新設
  • 寒冷地向けKXVシリーズを複数の能力帯で構成
  • 外壁ブラケットと配管カバーを用いて室外側を施工
  • 31台を集中管理システムへ接続し、表示・操作を確認
Equipment Specification

導入機器

学生寮に導入した空調・集中管理機器
区分メーカー・型式数量用途
ルームエアコン三菱電機「ズバ暖霧ヶ峰」KXVシリーズ(R32)計31台対象室の冷房・暖房
集中管理用インターフェースMAC-333IF31台各エアコンと集中管理側の接続
システムコントローラーPAC-SF50AT21台各グループの表示・操作
給電ユニットPAC-SC51KU1台集中管理システムへの給電

※KXVシリーズは対象室の条件に合わせて複数の能力帯を組み合わせています。

Planning Checklist

学生寮・社宅などへのエアコン新設で確認したいこと

  • 対象室数、各室の広さと用途
  • 室内機・室外機の設置候補位置
  • 壁貫通、冷媒配管、ドレン排水のルート
  • 受電設備、幹線、分電盤、専用回路の条件
  • 集中管理で確認・操作したい項目
  • 入居中に施工する場合の入室時間、養生、周知方法

建物によって必要な工事は異なります。台数だけで可否を判断せず、図面と現地の両方を確認したうえで、機器構成と施工範囲を整理します。

Frequently Asked Questions

学生寮・施設のエアコン新設に関するよくあるご質問

既存の学生寮にも、複数台のエアコンを後付けできますか?

建物の電源条件、設置スペース、配管・排水ルートなどによって判断します。図面と現地を確認し、必要な機器と工事範囲を整理したうえでご提案します。

各室のエアコンを集中管理できますか?

対応機器とインターフェースを組み合わせることで検討できます。表示・操作できる項目は機種、接続構成、設定によって異なるため、施設側で必要な運用を確認して設計します。

入居者がいる施設でも工事できますか?

工事範囲や建物条件によります。居室への入室時間、私物の移動、養生、騒音が出る作業の時間帯などを施設管理者様と事前に調整し、工程を共有して進めます。

学生寮・社宅・福祉施設・事務所など、複数室の空調計画は株式会社totokaへご相談ください
現地調査から機器選定、配管・電源、集中管理まで、建物条件に合わせて施工範囲を整理します。
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※本事例は2026年9月の施工記録をもとに作成しています。お客様のプライバシー保護のため、法人名・施設名・詳細な住所は伏せて掲載しています。写真の公開前に、建物外観・居室内・作業員を含む掲載許諾範囲をご確認ください。工期・費用・必要な工事は現場条件により異なります。