灯油カスタムヒーターからGHPへ入替|小樽市の飲食店様 空調工事事例

CASE
📷 施工事例
灯油カスタムヒーター廃盤→GHPへ入替|小樽市の飲食店様

使用していた東芝製の灯油カスタムヒーターが廃盤となり、リプレースが効かない状態に。北海道小樽市の飲食店様にて、灯油暖房からヤンマー製GHP(ガスヒートポンプエアコン)への燃料転換工事を実施しました。

灯油カスタムヒーター廃盤 灯油→ガス燃料転換 GHP(ガスヒートポンプ) 飲食店 小樽市 天井カセット型 5馬力 1日施工
工事概要
業種
飲食店
エリア
北海道小樽市
工事内容
灯油暖房→GHP空調への入替
工期
1日
既存設備
東芝 灯油カスタムヒーター(廃盤)
導入機器
ヤンマー製GHP 5馬力
室内機タイプ
天井カセット型(4方向)
施工時期
2026年3月
Background
お客様の課題 ― 灯油カスタムヒーターの廃盤

北海道小樽市で飲食店を営むお客様から空調設備のご相談をいただきました。長年使用していた東芝製の灯油カスタムヒーターが廃盤となり、故障しても同型機での入替ができない状態でした。灯油カスタムヒーターは北海道の飲食店や店舗で広く普及していた暖房設備ですが、メーカーの生産終了により補修部品の供給も徐々に減っており、同様の悩みを抱える事業者様が増えています。

今回は単純なリプレースではなく、灯油からガスへの燃料転換も含めた空調リニューアルとして、GHP(ガスヒートポンプエアコン)への入替をご提案しました。飲食店は換気量が多く冬場の暖房負荷が大きいため、寒冷地でも安定した暖房性能を発揮するGHPが最適です。また、灯油のように価格変動が大きい燃料から都市ガスに切り替えることで、ランニングコストの安定化にもつながります。営業への影響を最小限にするため、1日で完工するスケジュールを組みました。

💡 灯油カスタムヒーターが廃盤 — 代替手段は?

東芝をはじめ、国内メーカーの灯油カスタムヒーター(灯油FFヒーターを含む)は生産終了が相次いでいます。既存機が壊れた場合、同じ灯油暖房での入替が困難になるケースが増えています。代替手段としては、GHP(ガスヒートポンプエアコン)、EHP(電気式ヒートポンプエアコン)、温水暖房への転換などが考えられます。totokaでは現場の条件やエネルギーコストを比較した上で、最適な代替案をご提案しています。

💡 GHP(ガスヒートポンプ)とは?

GHPはガスエンジンでコンプレッサーを駆動するエアコンです。電気式(EHP)に比べて消費電力が大幅に少なく、寒冷地では霜取り運転による暖房停止がほとんどないのが特長です。北海道の飲食店のように換気ロスが大きく暖房負荷が高い現場では、GHPのメリットが特に大きくなります。

Construction Flow
施工の流れ
1
施工前確認 ― 既存室外機の現況

既存の灯油カスタムヒーター室外機の状態と設置環境を確認。配管ルート・搬入経路・クレーン作業スペースなど、当日の施工段取りに必要な情報を事前にチェックしました。

施工前の既存室外機の現況(小樽市 飲食店)

既存室外機の現況確認

2
コンクリート基礎打設

GHP室外機は約380kgと重量があるため、専用のコンクリート基礎台を事前に打設。水平精度と耐荷重を確保し、長期的な据付安定性を担保しました。

GHP室外機用コンクリート基礎台の打設工事

新設GHP用コンクリート基礎台の打設

3
GHP室外機の搬入・揚重

ヤンマー製GHP室外機をトラックで現場へ搬入し、クレーン車を使用して所定の基礎台上へ揚重。約380kgの重量物を安全かつ正確に据え付けました。並行して、店内では廃盤となった灯油カスタムヒーターの室内機・室外機を養生の上で撤去しています。

クレーン車によるGHP室外機の搬入・揚重作業

クレーン車によるGHP室外機の搬入

4
室外機据付・冷媒配管・電気工事

基礎台上にGHP室外機を据え付けた後、冷媒配管の接続・排水管の施工・電装箱内の配線作業を実施。GHPは電気式に比べて消費電力が小さいため、既存の電気容量の範囲内で分電盤の電源工事も対応可能でした。配管の断熱処理やドレン勾配の確保など、長期運用を見据えた丁寧な施工を行っています。

GHP室外機の据付・冷媒配管接続工事

GHP室外機の据付完了・冷媒配管接続

5
天井カセット型室内機の設置

天井内に取付枠を設置した上で、天井カセット型(4方向吹出し)の室内機を取り付けました。天井開口部の補強や水平調整を確実に行い、飲食店の雰囲気を損なわない美しい仕上がりを実現。天井裏では冷媒配管・排水管の接続も同時に完了させています。

天井カセット型室内機の設置工事(飲食店)

天井カセット型室内機の設置完了

6
試運転・動作確認・引き渡し

全ての接続工事が完了した後、GHP室外機の試運転を実施。ガスエンジンの正常稼働を確認し、リモコンから暖房運転が問題なく動作することを確認しました。清掃後にお客様へ引き渡しを行い、翌日からの通常営業に支障なく完工しています。

GHP室外機の試運転・暖房動作確認

GHP室外機の試運転・暖房運転確認

Equipment Specification
導入機器の仕様
既存設備東芝 灯油カスタムヒーター(廃盤・リプレース不可)
メーカーヤンマーエネルギーシステム
機種ガスヒートポンプエアコン(GHP)
馬力5馬力(P140形)
ガス種都市ガス(13A・12A用)
電源単相200V
室内機タイプ天井カセット型(4方向吹出し)
冷媒R410A
製品質量(室外機)380 kg
💡 この事例のポイント

灯油カスタムヒーターの廃盤により「同じ機種での入替ができない」という状況は、北海道の飲食店・店舗で今後さらに増えると予想されます。今回のように灯油暖房からGHPへの燃料転換を行うことで、廃盤リスクの解消だけでなく、冷暖房の一元化・ランニングコストの安定化・省エネ性能の向上を同時に実現できます。また、飲食店は営業日に施工を行うと売上に直接影響するため、1日で完工できるスケジュール管理が重要です。クレーン車による効率的な搬入や、撤去と新設を並行して進める段取りにより、翌日からの通常営業に支障なく引き渡すことができました。

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※ 本事例はお客様のプライバシー保護のため、事業者名・詳細な住所等を伏せて掲載しています。
※ 写真は実際の工事現場で撮影したものです。
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