経年劣化の状態に応じて「器具交換」と「ランプ交換」を使い分け、コストを最適化。職人の増員により全5フロアの大規模LED工事を1日で完了させ、発注者の立会日数も最小限に抑えた事例です。
札幌市中央区のオフィスビル様から、ビル全体の照明をLED化したいとのご相談をいただきました。対象は全5フロア。蛍光灯の台数が多く、全て器具ごと交換すると費用が膨らむ一方、経年劣化が進んでいる器具をそのまま使い続けるわけにもいきません。コストと品質のバランスをどう取るかが課題でした。
加えて、オフィスビルの工事には発注者の立会が必要です。5フロアの工事を複数日に分けると、その都度発注者が休日に出勤して立ち会わなければなりません。工事日数が増えれば、間接的な労務コストも増えていきます。「できるだけ短期間で、確実に仕上げてほしい」というのがお客様のご要望でした。
LED化には、蛍光灯器具ごとLED専用器具に交換する方法と、既存器具を活かしてLEDランプだけを交換する方法があります。一般的には「全部器具交換」か「全部ランプ交換」のどちらかで提案されがちですが、実際にはフロアや場所によって器具の劣化状況はバラバラです。totokaでは1台ずつ器具の状態を確認し、交換が必要なものは器具交換、まだ使えるものはランプ交換と使い分けることで、品質を落とさずにトータルコストを最適化しています。
全フロアの蛍光灯器具を1台ずつ確認し、経年劣化の進行度に応じて「器具交換」と「ランプ交換+安定器バイパス」を仕分けました。劣化が進んでいる器具はLED専用器具に交換し、状態が良好な器具はそのまま再利用してLEDランプのみ交換。これにより、全数器具交換と比べてコストを大幅に削減しつつ、安全性と品質を両立しています。
5フロアを1日で仕上げるには、フロアごとの作業順序・職人の配置・資材の搬入タイミングを事前に綿密に計画する必要があります。どのフロアから着手し、どの職人がどのエリアを担当するかまで打合せの段階で確定。当日に迷いや手戻りが発生しない段取りを組みました。
通常であれば数日かかる規模の工事ですが、職人の人数を増やして各フロアに同時展開することで、1日での完工を実現しました。工事日数を1日に集約することで、発注者が立ち会うための休日出勤も1回で済み、間接的な労務費の削減にもつながっています。
職人を増員してスピードを上げても、施工品質は一切妥協していません。安定器バイパスの配線処理、器具の取付精度、点灯確認まで全数チェックを実施。入念な事前打合せがあるからこそ、スピードと品質を両立させることができました。
施工前 ― 既存蛍光灯
施工後 ― LED照明に入替
| 工事種別 | LED化工事(器具交換+ランプ交換の併用) |
|---|---|
| 対象規模 | オフィスビル 全5フロア |
| 施工方法 | 経年劣化した器具 → LED専用器具に交換 状態良好な器具 → ランプ交換+安定器バイパス |
| 工期 | 1日(職人増員による同時施工) |
| 立会対応 | 1日完工により発注者の休日出勤を1回に集約 |
大規模なLED工事では「コスト」「工期」「品質」の3つを同時に満たすことが求められます。今回の事例では、器具の劣化状態に応じた使い分け提案でコストを最適化し、職人の増員で全5フロアを1日完工、さらに発注者の立会日数を1回に集約して間接的な労務費も削減しました。これらを可能にしたのは、事前の入念な打合せです。施工当日の作業手順をフロア・エリアごとに細かく確定させ、手戻りゼロの段取りを組んだからこそ、スピードと品質を両立できました。totokaでは「安いだけ」「早いだけ」ではなく、お客様のトータルコストを下げる提案を心がけています。
※ 本事例はお客様のプライバシー保護のため、ビル名・社名等を伏せて掲載しています。
※ 写真は実際の工事現場で撮影したものです。
※ 工期・費用は現場条件により異なります。詳しくはお問い合わせください。

