病院のボイラー2台を更新し、
A重油からLPガスへ燃料転換
札幌市の病院で、A重油を燃料とする既存ボイラー2台を高効率のLPガスボイラーに更新しました。国の省エネ補助金で1,500万円の交付が決まり、病院の運営を止めないよう1台ずつ入れ替えて、2026年10月に2台とも稼働しています。
掲載:2026年11月
(SII 省エネ・非化石転換補助金)
(ボイラー本体の費用に対して)
→ LPガス
入れ替え
更新前と更新後
BEFORE
AFTERボイラー本体の費用の半分を補助金で
補助の対象はボイラー本体(機器)の費用で、補助率は1/2です。2台分の本体費用の半分を、補助金1,500万円でまかないました。
※ 補助の対象はボイラー本体の費用です。据付工事や、LPガス供給設備などの関連工事は含みません。
ご相談の背景
病院のボイラーは、給湯や暖房を支える設備で、止めることができません。こちらの病院では、A重油を燃料とするボイラー2台が更新の時期を迎えていました。あわせて、重油の価格上昇も負担になっていました。
更新するなら、燃料ごと見直して省エネ効果を大きくし、国の補助金を使って負担を抑えたい。そのための計画づくりから、totokaがお手伝いしました。

更新前のA重油設備(オイルサービスタンクと送油ポンプ)。燃料転換にあわせて、重油タンクは砂埋めで処置しました。
totokaが担当したこと
1台ずつの入れ替え
2台のうち1台を残して運転を続け、もう1台を入れ替える手順で進めました。
VOICE|お客様の声
「病院なので、ボイラーを止めるわけにはいきませんでした。1台ずつ入れ替えたので、普段どおり運用しながら更新できました。」
病院(札幌市)ご担当者様
現場の様子




事例の概要
- 業種・地域
- 病院(北海道札幌市)
- 導入した機器
- LPガス焚きボイラー(定格出力477kW)× 2台
- 工事内容
- ボイラー2台の更新(A重油焚き → 高効率LPガスボイラー)、ガス消費設備・バルク貯槽基礎の工事、重油タンクの砂埋め
- 活用した補助金
- 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金(SII 省エネ・非化石転換補助金)設備単位型 トップ性能枠
- 補助金の交付額
- 1,500万円
- 工期
- 2026年10月に2台とも稼働(1台ずつ入れ替え)
- totokaの役割
- 更新計画・燃料とガス会社の比較、省エネ計算と補助金申請の技術支援、工程と関連工事の調整
- 今後
- 燃料転換によるCO2削減分の J-クレジット化を準備中
※ お客様のプライバシー保護のため、病院名は伏せて掲載しています。補助金の採択・交付は、制度ごとの審査によります。
よくあるご質問
この事例では、2台のうち1台を残して運転を続け、もう1台を入れ替える手順で進めました。撤去から新しいボイラーの稼働までは、1台目・2台目ともに約1週間です。
ボイラー本体の更新に加えて、LPガスを貯めるバルク貯槽の基礎や、ガス消費設備の工事が必要です。この事例では、使わなくなる重油タンクの砂埋めもあわせて行いました。
この事例では、国の省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金(SII 省エネ・非化石転換補助金)の設備単位型 トップ性能枠を使い、1,500万円の交付を受けました。公募の時期や要件は年度ごとに変わるため、更新の計画が見えた段階で早めに確認するのがおすすめです。
この事例で補助の対象になったのは、ボイラー本体(機器)の費用で、補助率は1/2です。据付工事や、LPガス供給設備などの関連工事は対象外でした。
LPガス会社2社から、供給設備の条件とガス単価の見積を取り寄せ、同じ条件で比べました。供給設備の持ち方や契約期間で、毎月の負担が変わるためです。
