学校厨房の空調入替工事(天井カセット形・寒冷地対策)|札幌市の学校様
札幌市の学校様にて、厨房に設置されていた空調設備の入替工事を実施しました。加熱調理機器が集中する学校厨房は夏場の温度上昇が大きく、調理スタッフの熱中症対策が課題となる空間です。三菱電機製の業務用パッケージエアコン(天井カセット形)への更新に加え、北海道の冬に備えた室外機への凍結防止ヒーター設置まで、施工の流れを写真付きでご紹介します。
お客様の課題 ― 発熱源が集中する学校厨房と夏場の熱中症リスク
札幌市の学校様から、厨房に設置されている空調設備の入替についてご相談をいただきました。学校の厨房は、回転釜・フライヤー・食器洗浄機など加熱と蒸気を伴う機器が集中する空間です。調理時間帯は室温・湿度がともに上がりやすく、老朽化した空調のままでは夏場の作業環境を十分に保てないことが課題となっていました。
近年は北海道でも真夏日が続く年が増えており、火を使う厨房で働くスタッフの熱中症対策は、施設運営上の重要なテーマになっています。今回は本格的な夏を迎える前に、三菱電機製の業務用パッケージエアコン(天井カセット形4方向)への更新を実施。あわせて、冬季の凍結による停止を防ぐため、室外機への凍結防止ヒーター設置という寒冷地ならではの対策も行いました。工場・厨房・施設の空調でお悩みの方は空調設備工事のページもあわせてご覧ください。
💡 厨房に「天井カセット形」が適している理由
厨房は調理機器・作業台・配膳台で床面と壁面がほぼ埋まっており、床置型や壁掛型の空調を置くスペースを確保しにくい空間です。天井カセット形は天井内に本体を納め、パネル面から4方向へ吹き出すため、床や壁を占有せずに室内へまんべんなく冷風を届けられます。衛生管理が求められる厨房で、機器まわりの清掃動線を妨げない点もメリットです。
💡 北海道の空調に欠かせない「凍結防止ヒーター」
寒冷地では、冬季に室外機内部へ溜まった水分(ドレン水)が凍結し、ファンの破損や運転停止の原因になることがあります。これを防ぐのが室外機に取り付ける凍結防止ヒーターです。本州仕様のまま設置すると冬にトラブルが起きやすいため、北海道での空調工事ではヒーターの追加を含めた寒冷地対策が重要になります。今回も据付前の段階でヒーターを取り付け、冬季の安定稼働に備えました。
施工の流れ ― 学校厨房の空調入替工事の全工程
寒冷地対策 ― 室外機への凍結防止ヒーター設置
据付に先立ち、新規室外機の内部に凍結防止ヒーターを取り付けました。冬季にドレン水が凍結して運転に支障をきたすことを防ぐ、北海道の空調工事では欠かせない工程です。配線の取り回しと固定状態を確認しながら丁寧に施工しています。
室外機への凍結防止ヒーター設置
既存室内機の撤去
既存の天井カセット形室内機の電源を遮断し、冷媒配管・ドレン配管・配線を切り離した上で天井から取り外しました。厨房内の調理機器や設備を汚損しないよう養生を行い、撤去した機器と冷媒はフロン排出抑制法に沿って適正に回収・処理しています。
撤去した既存の室内機
新規室内機(天井カセット形4方向)の据付
新しい室内機を天井内へ吊り込み、水平を確認しながら固定。冷媒配管・ドレン配管・配線を接続し、化粧パネルを取り付けました。天井カセット形は本体が天井内に納まるため、厨房の作業スペースを一切占有しません。
設置後の室内機(天井カセット形4方向)
室内機の設置完了
化粧パネルの取り付けまで完了した状態です。4方向吹出しにより、加熱調理機器のある厨房全体へバランスよく冷風が行き渡ります。フィルターはパネル面から着脱できるため、衛生管理が求められる厨房でも日常のお手入れがしやすい構造です。
設置完了後の室内機
室外機の更新・試運転・引き渡し
室外機を所定の位置へ据え付け、冷媒配管の接続・気密確認・真空引きを経て試運転を実施。冷風の吹出し・ドレン排水・リモコン操作を確認し、厨房内に冷風が行き渡っていることを確かめた上で、清掃後にお客様へ引き渡しました。取扱方法とフィルター清掃の要領も併せてご説明しています。
更新後の室外機(三菱電機「スリムER」)
導入機器の仕様
| 既存設備 | 既設パッケージエアコン(老朽化) |
|---|---|
| メーカー | 三菱電機 |
| 機種 | 業務用パッケージエアコン「スリムER」 |
| 設置形態 | 天井カセット形4方向 |
| 冷媒 | R32 |
| 付帯工事 | 室外機への凍結防止ヒーター設置、既存機の撤去・冷媒回収 |
| 施工エリア | 北海道札幌市 |
| 施工時期 | 2026年7月 |
💡 この事例のポイント
学校の厨房は、限られた人数のスタッフが毎日決まった時間までに大量の調理をこなす空間であり、空調の停止は作業者の安全と給食運営の両方に直結します。今回は施設の運営に配慮した工程を組み、撤去から据付・試運転までを段取りよく進めることで、本格的な夏の暑さを迎える前に更新を完了させました。また、更新と同時に凍結防止ヒーターを設置し、夏の熱中症対策と冬の凍結対策を一度の工事でまとめて実施しています。最新機種への更新は、冷房能力の回復に加えて消費電力の改善も期待できるため、老朽化した厨房空調をお使いの施設様は早めのご相談をおすすめします。
厨房空調の入替に関するよくあるご質問
Q.厨房用エアコンの寿命はどのくらいですか?
Q.学校や給食施設でも、運営に影響なく工事はできますか?
Q.北海道の空調工事で気をつけることはありますか?
Q.厨房の暑さ対策として補助金は使えますか?
厨房・工場・施設の空調のお悩み、
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老朽化した空調の入替から寒冷地対策、補助金の活用まで。
北海道の法人様の設備更新を、現地調査からワンストップでサポートします。
※掲載している写真はすべて施工当時のものです。
※機器の選定・工事内容は、建物の構造・電源設備・使用状況などの現地条件により異なります。詳細は現地調査のうえでご提案いたします。
