施工事例:スポットクーラー経年故障で天吊型へ入替|札幌市のクリーニング工場様

CASE
📷 施工事例

スポットクーラーが経年故障→天吊型へ入替|札幌市のクリーニング工場様

長年使用していたスポットクーラーが経年劣化により故障。夏場の作業環境改善と熱中症対策の観点から、北海道札幌市のクリーニング工場様にてダイキン製3馬力・天吊型スポットクーラーへの入替工事を実施しました。撤去から据付・電気工事・試運転までの流れを写真付きでご紹介します。

スポットクーラー入替 経年劣化・故障 熱中症対策 クリーニング工場 札幌市 天吊型 3馬力 ダイキン
工事概要
業種
クリーニング工場
エリア
北海道札幌市
工事内容
スポットクーラーの入替
台数
1台
既存設備
既設スポットクーラー(経年劣化により故障)
導入機器
ダイキン製スポットクーラー 3馬力
設置形態
天吊型
施工時期
2026年7月
Background

お客様の課題 ― 故障したスポットクーラーと夏場の熱中症リスク

北海道札幌市でクリーニング工場を営むお客様から、スポットクーラーの故障についてご相談をいただきました。長年稼働してきた既設機が経年劣化により故障し、修理での復旧が難しい状態でした。クリーニング工場は洗濯機・乾燥機・プレス機など発熱を伴う設備が集中しており、夏場は工場内の温度が上がりやすい環境です。

近年は北海道でも真夏日が続く年が増えており、屋内作業場の暑さ対策は労働環境の課題として重みを増しています。今回はスポットクーラーが停止したままの状態で夏季を迎えることを避けるため、早期の入替をご提案。作業スペースを圧迫しない天吊型を採用し、ダイキン製3馬力機への更新を実施しました。工場・倉庫の空調でお悩みの方は空調設備工事のページもあわせてご覧ください。

💡 なぜ工場に「スポットクーラー」なのか

工場や倉庫のように天井が高く容積の大きい空間では、建物全体を空調で冷やそうとすると設備容量もランニングコストも大きくなります。スポットクーラーは作業者のいる範囲を局所的に冷やす設備のため、必要な場所に必要なだけ冷風を届けることができます。発熱設備が集中するクリーニング工場のような現場では、作業ポイントを狙って冷やせる点が大きな利点です。

💡 天吊型を選ぶメリット

床置型のスポットクーラーは設置スペースを占有し、動線上に置くと作業の妨げになることがあります。天吊型は機器を天井側に納めるため、床面を有効に使えるのが特長です。工場内の限られたスペースを作業や資材の置き場として活用したい現場に適しています。

Construction Flow

施工の流れ ― スポットクーラー入替工事の全工程

1

施工前確認 ― 既存スポットクーラーの現況

故障した既存スポットクーラーの設置状況を確認。吊り位置・配管ルート・電源系統・搬出入経路など、当日の施工段取りに必要な情報を事前にチェックしました。工場は稼働を止められないため、作業範囲と養生計画も併せて確認しています。

更新前の既存スポットクーラーの現況|札幌市のクリーニング工場

更新前の既存スポットクーラー

2

既存機器の撤去

既存スポットクーラーの電源を遮断し、配管・配線を切り離した上で撤去。天吊機器の撤去は落下防止の安全確保が最優先となるため、支持部材の状態を確認しながら慎重に取り外しました。撤去した機器は法令に沿って適正に処理しています。

撤去した経年劣化のスポットクーラー本体|札幌市の工場空調入替工事

撤去した既存機器

3

新規機器(ダイキン製3馬力)の搬入

ダイキン製の新設スポットクーラーを工場内へ搬入。工場内の設備や製品に接触しないよう経路を養生した上で、設置位置まで運び込みました。天吊設置に向け、支持金物と吊りボルトの位置決めを行っています。

ダイキン製3馬力スポットクーラーの工場内搬入作業

新規機器の搬入

4

据付・電気工事

機器を所定の位置へ吊り込み、水平を確認しながら固定。続いて電源配線・制御配線の接続を行いました。既存の電源設備を確認した上で、必要な結線処理と絶縁確認を実施しています。ドレン配管は勾配を確保し、排水が滞らないよう施工しました。

天吊スポットクーラーの据付および電源配線・電気工事

据付および電気工事

5

試運転・動作確認・引き渡し

全ての接続完了後に試運転を実施し、冷風の吹出し・ドレン排水・リモコン操作を確認。工場内の作業ポイントに冷風が届いていることを確認した上で、清掃後にお客様へ引き渡しを行いました。取扱方法とフィルター清掃の要領も併せてご説明しています。

スポットクーラー入替工事の完了状況|天吊型3馬力の設置後

工事完了後の設置状況

Equipment Specification

導入機器の仕様

既存設備既設スポットクーラー(経年劣化により故障)
メーカーダイキン工業
機種スポットクーラー(天吊型)
馬力3馬力
台数1台
設置形態天吊型
施工エリア北海道札幌市
施工時期2026年7月

💡 この事例のポイント

スポットクーラーは「壊れてから考える」設備になりがちですが、故障するのは決まって稼働負荷の高い夏場です。特にクリーニング工場のように発熱設備が集中する現場では、暑さ対策の停止が作業者の安全に直結します。今回は故障発生から早期に入替を進め、本格的な夏を迎える前に復旧させることができました。また、天吊型を選定したことで床面を占有せず、作業動線を確保したまま設置しています。設備の入替は熱中症対策としての効果に加え、機器更新による消費電力の改善も期待できるため、老朽化した機器をお使いの場合は早めのご相談をおすすめします。

FAQ

スポットクーラー入替に関するよくあるご質問

Q.スポットクーラーの寿命はどのくらいですか?

A.
使用環境や稼働時間により差が大きいため一概には言えませんが、業務用空調機器は一般に10年前後を目安に更新を検討されるケースが多くあります。冷えが弱くなった、異音がする、運転が停止しやすいといった症状が出はじめたら、故障前の点検・更新のご相談をおすすめします。実際の判断は現地調査のうえでご提案いたします。

Q.工場を稼働させたままでも工事はできますか?

A.
現場の条件によりますが、作業範囲を区画・養生し、稼働に影響の少ない時間帯に工程を組むことで対応できるケースが多くあります。本事例でも工場の稼働に配慮した段取りで施工しました。夜間・休業日での施工についてもご相談を承ります。

Q.天吊型と床置型(可搬型)はどちらが良いですか?

A.
床面を作業や資材置き場に使いたい現場、冷やす位置が固定されている現場では天吊型が適しています。一方、冷やしたい場所が日によって変わる、仮設的に使いたいといった場合は可搬型が向きます。作業レイアウトと発熱源の位置を確認したうえで、最適な形態をご提案します。

Q.工場の熱中症対策として補助金は使えますか?

A.
設備の種類・更新内容・実施年度によって、活用できる制度があるかどうかは変わります。省エネ性能の向上を伴う設備更新であれば対象となる制度が存在する場合もありますので、まずは現状の設備内容をお知らせください。toto