2023年6月の【北海道電力】の値上げについて北海道のエネルギーコンサルが解説

値上げまでの経緯

北海道電力は、6月1日から家庭向けの電気料金を平均23・2%値上げすることを発表しました。最初は34.9%の値上げを申請していましたが、政府の了承を得て値上げ幅を27.9%から23・2%に修正しました。藤井社長は今後、経費削減や経営効率化に取り組む意向を示しています。

値上げの内容(規制料金)

従量電灯Bの場合

■基本料金(30Aの場合)
値上げ額:99円
1,023円/月 → 1,122円/月 

■従量料金
値上げ額:一律 従量料金7.41円/kWh+託送料金0.40円/kWh
~120kWh まで     27.63円/kWh → 35.44円/kWh
120kWh~280kWh まで 33.92円/kWh  → 41.73円/kWh
280kWh~        37.64円/kWh → 45.45円/kWh

値上げの内容(自由料金)

エネとくMプランの場合

■基本料金(30Aの場合)
値上げ額:99円
1,023円/月 → 1,122円/月 

■従量料金
~250kWh まで(定額) 8,475.19円 → 9218.00円/kWh
250kWh~        40.89円/kWh → 44.86円/kWh

規制料金と自由料金の選び方

2023年5月時点まで、規制料金(従量B)の方が安い状況が続いておりましたが、上限の見直しにより、自由料金(エネとくプラン)などに変更したほうが安くなります。

プラン選択は電気の使い方によって異なりますので、電力会社にご確認ください。

今後の最適な電力会社の選び方

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